レイレ修道院

Yesa, ,Spain
レイレ修道院 レイレ修道院 is one of the popular Monument located in ,Yesa listed under Local business in Yesa , Landmark in Yesa , Historical Place in Yesa , Religious Center in Yesa ,

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レイレ修道院 (Monasterio de Leyre)、サン・サルバドール修道院 (Monasterio de San Salvador de Leyre)はスペインのナバラ州に立地する、ロマネスク様式を見せる現役の修道院。かつてナバラ王国のサンチョ3世はこの修道院をさして「国の心臓」であると賛辞を述べた。また、後のスペイン域内における修道院建築にも影響を与えたとされている。立地レイレ修道院はナバラ州内でもアラゴン州との境界付近で、レイレ山の中ほどに立地する。基礎自治体(ムニシピオ)で言えばイエサ (en) に属する。サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路のうち一番南の「トゥールーズの道」(スペイン域内では『アラゴンの道』と呼ばれる)の、ハカからプエンテ・ラ・レイナの道中にあたる。もっとも、巡礼路との直接的な関連は薄かったと見られている。『巡礼案内記』にはレイレの名は出てこない。ナバラ州の州都パンプローナは西へ52キロメートルで至る。修道院の南方2キロメートルほどにはイエサのダム(貯水池)(es) とと、それに繋がるアラゴン川が流れる。近隣にはフランシスコ・ザビエルの生家であるザビエル城(サビエル城、ハビエル城)も立地している。歴史レイレ修道院がいつごろ設立されたかは明らかになっていない。確認できる記録としては、エウロギウスが844年に訪れた際に修道士たちを賞賛した文書があるため、また、パンプローナ王イニゴ・アリスタ(820頃 - 851年)もこの修道院に寄進をしたということから少なくとも起源はそれ以前である。王家の墓所、王子たちの教育場所としても重用されていた。後述のクリプト(『建築』節参照)も9世紀のものとされている。999年にナバラ王国が後ウマイヤ朝の襲撃を受けた際には修道院も損傷を被ったが、サンチョ3世は修道院の再建に助力した。1014年にはサンチョ3世はサン・セバスティアンの町を修道院領として寄進したりもした。修道院の復旧工事はサンチョ3世の存命中には完了せず、1057年(サンチョ4世の治世)までかかったと見られている。その後も教会堂の改装などは継続された。身廊は1076年ごろ、ファサードは12世紀で、ロマネスクの様式が採用された。もっとも14世紀に身廊はゴシックに変更されている。

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