ワンダ・メトロポリターノは、スペイン・マドリードにあるスタジアム。 旧名はエスタディオ・オリンピコ・デ・マドリードで通称ラ・ペイネタ。概説1994年9月に開設。所有はマドリード市だが、2002年に開催されたIAAFワールドカップの開催実績があるほか、陸上競技会が開催されていた。2012年大会、2016年大会、2020年大会と3度立候補した夏季オリンピック競技大会(マドリードオリンピック構想を参照)では開閉会式、陸上競技の会場として設定されていた。2008年12月にマドリード市長アルベルト・ルイス=ガジャルドンとアトレティコ・マドリード会長エンリケ・セレソが2013年にアトレティコ・マドリードのホームスタジアム移転する署名を行い、同意した。またこれにあわせてキャパシティを2万人から69,600人収容に拡張することが決定した。設計はアントニオ・クルスとアントニオ・オルティスが手がける。2011年11月2日本格的な改修工事が始まり12月5日には新スタジアムの設計計画が披露される。2017年9月17日、第4節マラガ戦でこけら落としの試合が行われグリーズマンのゴールでチームは1対0で勝利をした。2016年12月9日に大連万達グループが命名権を取得したことによりスタジアム名がワンダ・メトロポリターノとなる事が発表された。2017年9月16日にアトレティコ・マドリードはこけら落としとしてプリメーラ・ディビシオン4節、マラガCFと対戦した。試合はアントワーヌ・グリーズマンのゴールで新スタジアム初ゴールとし、このゴールを守りきり1-0で勝利した。