ゲタリア

Getaria, ,Spain
ゲタリア ゲタリア is one of the popular City located in ,Getaria listed under City in Getaria , Italian Restaurant in Getaria ,

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ゲタリア(Getaria, Guetaria)は、スペイン・バスク州ギプスコア県のムニシピオ(基礎自治体)。公式名はバスク語表記のGetaria。バスク州では観光地として知られている。緑色のブドウから作られる発泡性白ワイン、チャコリのひとつであるDOゲタリアコ・チャコリナ(Getariako Txakolina)はゲタリア周辺で生産される。由来元々はGuetariaであったが、現代バスク語のスペルに直すとGetariaとなるため、後者が公式表記となっている。バスク語、スペイン語ともに地名の発音は同じである。ゲタリアから61kmほど離れたフランス領バスクに、ゲタリー(Guéthary)という漁村がある。バスク語の地名では末尾にaがあったりなかったりする特徴がある。ゲタリアもゲタリーも、地理的位置が近く漁村であることが共通しており、語源は同じであるとされている。ガスコーニュ語のグアイタ(Guaita、遠景)から派生したという説が最も一般的となっている。バスク沿岸の自治体は、ガスコン人によって植民されたといわれているからである。また、過去にゲタリア住民が捕鯨を生業としていたことも関係するという説がある。地理ゲタリアは、カンタブリア海(ビスケー湾)に面したギプスコア海岸の中央部にある。この一帯は切り立った崖があるが、海に侵食され洞窟がある。ゲタリアの町並みは、本土とサン・アントン山とをつなぐ地峡の上にある。16世紀まで、サン・アントン山は島であった。崖と、海抜1mほどの陸繋島に人々は定住した。サン・アントン山のシルエットはネズミに似ており、陸繋島とゲタリアの町並みは尻尾に見える。このためにサン・アントン山は別名ギプスコアのネズミと呼ばれ、ギプスコアの郵便の意匠にもなったことがある。歴史1209年、サン・セバスティアン郊外の刷新を行っていたカスティーリャ王アルフォンソ8世の命令で、城塞都市ゲタリアがつくられた。ゲタリアはサン・セバスティアンやオンダリビアより早くにできた中世の町である。中世から漁業の町として栄え、島南部にあった漁港は捕鯨基地でもあった。1597年1月、町の大火で町の3/4が焼失した。1638年、ゲタリア湾はスペイン=フランス間の海戦の主戦場となった。スペイン独立戦争中の1811年、ゲタリアはフランス軍に占領され、1813年に解放されるまでダメージを受けた。

Map of ゲタリア