四匹の猫

Barcelona, ,Spain
四匹の猫 四匹の猫 is one of the popular Interest located in ,Barcelona listed under Landmark in Barcelona ,

Contact Details & Working Hours

More about 四匹の猫

「四匹の猫」(Els Quatre GatsまたはEls 4 Gats, アルス・クアトラ・ガッツ)は、スペイン・カタルーニャ地方バルセロナのムンシオー通りにあったカフェ。1897年から1903年まで営業し、カフェの他には安宿、キャバレー、パブ、食堂としての機能も備えていた。建築家のジュゼップ・プッチ・イ・カダファルクがバルセロナのムンシオー通りにカザ・マルティーの設計を担当し、画家のラモン・カザス、サンティアゴ・ルシニョール、、の4人が、1897年にカザ・マルティーの1階に「四匹の猫」を開店させた。このカフェは19世紀末から20世紀初頭のカタルーニャ地方で興った文化芸術運動であるムダルニズマ中心地となり、展覧会やコンサートなどの表現活動の場、美術雑誌の発行を通じた情報発信の場でもあった。オリジナルのカフェは1903年に閉店したが、1981年には同じ建物の同じ場所に同名のレストランが開店し、主に観光客向けのレストランとして営業している。名称カタルーニャ語の口語で「ごく少数の人々」を「4匹のネコ」と表すことがあり、カフェの名称はこの口語に由来している。また、設立に関わった、サンティアゴ・ルシニョール、ラモン・カザス、の「4人」はいずれも同時期に著名なキャバレー「」(Le Chat Noir, 「黒猫」)があったフランス・パリのモンマルトルを経験しており、「ル・シャ・ノワール」の店主であり1897年5月20日に亡くなったばかりのへのオマージュでもある。立地・建物・内装カタルーニャの中心都市バルセロナの中心地であるカタルーニャ広場からに向かって、大通りであるランブラス通りとさほど道幅が広くないプルタル・ジャルダン通りが伸びている。プルタル・ジャルダン通りを下り、2本目の路地であるムンシオー通りを左に折れるとこのカフェが入居するカザ・マルティーがあった。建物はレンガ造であり、ゴシック様式風の尖塔アーチが用いられた。カフェの店内には、ムンシオー通りに面した入口側の広間、ピアノが置かれた奥の大広間があった。木のテーブルといすが置かれ、壁の下半分にはタイルが貼られた。天井からは鉄製のシャンデリアが吊り下げられ、入口側の広間にはタンデム自転車に乗るカザスとルメウを描いた大きな絵画が飾られていた。

Map of 四匹の猫